日差しがまぶしい季節になってくると、気になるのが紫外線ですね。
お肌の紫外線対策はされている方も多いと思いますが、髪のことまで意識している方は少ないかもしれません。
しかし、実は髪や頭皮も肌と同じように日焼けをし、顔より数倍以上の紫外線を浴びているため、ダメージが
大きいのです。
今年から、髪も肌と同様に、髪の紫外線対策を始めてみませんか。
髪への影響
髪には紫外線を吸収するメラニンがありません。
普段は、髪の表面のキューティクルが保護してくれていますが、紫外線を浴びるとはがれやすくなります。
すると、髪内部の水分が失われ、髪のツヤをなくし、枝毛、切れ毛、パサついた髪になります。
頭皮への影響
毛根には「毛母細胞」があり、この細胞が分裂・増殖を繰り返すことによって髪が押し出されてが伸びていきます。
紫外線を浴びると、「毛母細胞」の働きが低下して抜け毛や薄毛の原因になったりします。
また、「色素細胞」が紫外線の影響を受けると白髪ができるともいわれています。
紫外線が強い時期
紫外線は年中降りそそいでいますが、特に多い時期は５月～８月です。
中でもＵＶ－Ａと呼ばれるタイプの紫外線はガラスも透過してしまうので、室内や車内にいる時でも油断しないで
おきましょう。
髪の紫外線対策
髪の毛は水にぬれた状態で紫外線を浴びると、乾いている時よりもダメージを受けます。
朝シャンやプール後は、自然に乾くからと手を抜かず、ドライヤーでしっかり乾かしましょう。
また、ツバのある帽子は髪と肌両方への紫外線対策になりますが、頭皮が蒸れたり髪に型が残るので、苦手な方も
多いと思います。
そんな方にお勧めなのが、気軽に使えるＵＶケアスプレー（髪に使えるタイプ）です。
頭から１５ｃｍ～２０ｃｍほど離して髪全体にスプレーし、数時間ごとにＵＶスプレーをかけ直しましょう。
紫外線が本格的に多くなる前に、あなたのライフスタイルにあった髪の紫外線対策を見つけてみませんか？