No.15 シミ撃退!

洗濯や買い物など、何をするのもなんだか楽しめちゃいそうな季節です。

ただ気を抜けないのが、紫外線!春は本格的に紫外線対策を始める季節でもあるのです。
と言う訳で今回は、上手な日焼け止めの使い方をちょっとお勉強しましょう。

■そもそも紫外線ってなに?
太陽は様々な光線を放射しています。その1つが紫外線。そして、太陽から私たちの体に届く紫外線は2種類あります。

UV(紫外線)A
お肌の奥の真皮にまで届き、肌を黒く日焼けさせます。長時間浴びると肌の老化(シミ・シワ・たるみ)の原因に。
UV(紫外線)B
お肌の表面の表皮に炎症を起こします。赤くなった後で黒くなり、UV-Aと同じく肌の老化の原因となります。

■SPF・PAって何?
日焼け止めによく表記してありますよね。これは紫外線防止効果の高さを表します。

SPF
UV-Bを防ぐ効果の高さを表しています。
数値が高いほど防止効果は高く、SPF50が最大値。

PA
UV-Aを防ぐ効果の高さを表しています。
+が多いほど防止効果は高く、PA+++が最大値。

■じゃあ、SPF50、PA+++を使えば大丈夫?
答えはNOです。ただ数値が大きいほど良い、たくさん塗っていれば大丈夫というわけではないのです。

◎洗濯を干す、買い物へ行く、通勤、通学など日常生活の中で浴びる紫外線を防ぐ⇒SPF10・PA+
◎真夏の海水浴やテニスなどレジャーなどで浴びる大量の紫外線を防ぐ⇒SPF30~・PA+++

高数値のものほど紫外線防止剤の量が増え、逆に肌に負担を与えてしまう場合もあります。また、きちんとクレンジングしないとシミや小ジワの原因にも。

こまめに洗顔をしたり、2~4時間ごとに塗り直すのが効果的。肌の敏感さ、日差しの強さに応じて2.3種類の日焼け止めを持っておいて、使い分けると良いですね。